キッズ・デザイン子どものまちづくり
2008/12/04(Thu)
今年のモデル地区2つ目である小浜市今富地区でのワークショップが、日曜日に開催されました。

朝から、小学生の親子さん、見守り隊の皆さんはじめ、学校の先生、警察、土木事務所、市役所の皆さんなど、続々と集まってくださいました。

アイスブレイクで感動したのは、、、、5年生の男の子が、今富のまちで好きなこととして、「竹が風にゆれる音が聞こえること」と話してくれたことです。

詳しく聞いてみると、家の近くに竹林があって、いつもその音を聞いているようでした。この感性がとてもうれしく、隣にすわっていた見守り隊のIさんも、うなづいておられました。

さて、4つのグループに分かれて、まち探検。そして、午後は調べてきたこを地図に整理。そして、これからのまちづくりの提案。

小浜


今富地区は、見守り隊の活動が特に熱心で、ワークショップにも多数の方々が参加してくださったのですが、子どもたちの発表に対して、とても丁寧なコメントをつけてくださるのです。

たとえば、ゴミを拾う、という子どもの提案について、学校の行き帰りに、ビニール袋をポケットに入れておいてみんなで拾うといいね、という具体的なアイデアに結び付けてくださいます。

次々と、示唆に富んだ内容で、丁寧に、子どもたちにわかりやすくアドバイスしてくださいました。

そしてもうひとつ感動したのは、熱心なお父さんたち。子どもの発表をバックアップしたり、危険箇所について提言したり、活発な意見が出されました。

学校の先生の発表も素敵でした。今まで見過ごしてきたまちの財産をいろいろ見つけてくださったようです。

最後のふりかえりシートには、「まちを歩いて、きれいな紅葉の景色を見て、心がきれいになった」と書いてくれた子。

さて、4つのグループの提案には、国、県、その他、様々な調整や大規模工事が必要なものもあり、今すぐ実現は難しいものもあったかもしれませんが、地域が力をあわせて関係機関と調整していけば、比較的簡単に実行できそうなものもありました。自分たちだけでできそうなことも。

ワークショップを開いたままで終わらせるか、ひとつでもふたつでも、実現に向けて動き出すか、結果には大きな違いが出てきます。その違いが、子どもたちのシティズンシップ力の育成に大きく影響すると感じます。

ヘルシンキ都市計画局では、実際に子どもたちの案を採用し、計画を実現しています。こうした取り組みこそが、子どもたちのシティズンシップ力を確実なものにしていくのだと思うのです。
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